抵当権と連帯保証
連帯保証の話読んでたら、「世の中、借りたもん勝ちやな」って思うんですよ。
普通、債務者と債権者やったら「債権者の方が強い」って思うと思うんですけど、
いわゆる「無い袖はふれない」ってやつで、
金の無い人間から、債権を回収することは不可能なんですよね。
じゃったら、差押えしたらええやん?
と思われるかもしれないけど、
そもそも、返す金のない人間が、
金以外の財産持ってることとか、ほぼないですよね。
多分、ニトリの家具とか、そんなに薄くない、初期の液晶テレビとか、
良くて最新のiPhoneとかぐらいですよ。
家の中、メルカリで値切られまくってようやく買い手がつくぐらいの物ばっかりに違いない。
(偏見すごいな)
いやでも、給料差押えたらええやん?
とも考えられるんですけど、引っ越して転職したらもうアウトですよね。
(ウシジマくんとかやったら別やろうけど)
その点、抵当権はすごい。
もう、債務不履行あったら、抵当権実行!
あんたの夢のマイホーム、競売にかけさせてもらうでおっちゃん!!ゲヘヘ!!!
てなもんで。
ま、その分やっぱり、抵当権設定したら、多額のお金を貸してもらえるんでしょうけど、
その金で買っても、抵当権ついてるうちは、半分自分のもんじゃないですよね。実際問題。
それを言い出したら、連帯保証だって、実のところほぼ「他人の金」なんですけど、
金は持ち逃げしたら勝ちやもんな。
不動産は持ち逃げできない。というところも、抵当権ってすごい。
よく、連帯保証人になって、病んだり自殺したりする人聞くけど、
人道的にはともかく、法律的には「逃げたらええだけやん?そんなに悩まんでも」
と思いました。
今日学んだこと:
連帯保証は、債権者のことしか考えてない怖い法律。
とにかく、金は借りないのがベスト。